コンドームのメーカー比較表|国内4社の素材・厚さ・直径を公式で整理

※この記事はメーカー公式ページに書かれていることだけで作った比較表で、優劣やランキングは付けていない。避妊や感染症予防を保証するものでも、医療相談の代わりでもない。最終確認日:2026年10月。

正直に答えろ。「どこのメーカーのゴムが一番いいの?」と聞かれて、根拠つきで答えられるか。

検索すると、ランキングが山ほど出てくる。だが、その順位の物差しはサイトごとにバラバラだ。メーカー自身が同じ物差しで測った数字を出していないのに、どうやって順位を付けるんだ、というのが俺の疑問だった。

だからこの記事は、順位を付けない。かわりに、オカモト・サガミ・ジェクス・不二ラテックスの公式ページを見て、「何が数字で書いてあって、何が書いてないか」を表にした。空欄が多いこと自体が、いちばん大事な情報だと思っている。

この記事で分かるのは次の6つだ。

  1. 国内4社が、公式ページで素材と厚さをどう書いているか
  2. 直径の公表値を、小さい順に並べた早見表
  3. 「0.01mm台」「当社測定」「最大径」の読み方
  4. 公式が数字を出していない項目の見つけ方
  5. 購入者評価つきの比較表を見るときの注意
  6. 自分に合う候補の絞り込み方

要点

  • サガミとオカモトは、ポリウレタン製を主力の薄型として出している。ジェクスのiXもポリウレタン製
  • 不二ラテックスのSKYNは、イソプレンラバー(IR)素材と説明されている
  • 厚さを数字で書いているのは、今回見た範囲ではサガミとオカモト。ともに「台」と「自社測定」の書き方
  • 直径の公表値は、31mmから46mm(最大径)まで幅がある
  • 公式ページが数字を出していない項目は、優劣を比べない
目次

4社の公式ページを並べると、数字が書いてあるのは半分以下だ

次の表が、公式ページで確認できたことの一覧だ。「記載なし」は、その製品ページ(または同社のFAQ)に数字がなかった、という意味で、メーカーが測っていないという意味じゃない。

メーカー製品・シリーズ素材(公式の表記)厚さの表記直径・長さの表記
オカモトオカモトゼロワンポリウレタン0.01mm台記載なし
オカモトオカモトゼロツーポリウレタン0.02mm台記載なし
オカモトオカモトゼロゼロスリーラテックス製の区分に掲載(個別の素材表記なし)0.03mm台記載なし
オカモトスマートボーイ記載なし記載なし直径31mm
オカモトビッグボーイ(スーパー/メガ)記載なし記載なしスーパーは標準より4mm太い/メガは最大径46mm
サガミサガミオリジナル0.01/0.02ポリウレタン0.01・0.02台(当社測定)レギュラー直径36mm・長さ170mm。L:直径約38mm・長さ約190mm
サガミサガミオリジナル0.02 XLポリウレタン名称に0.02。お知らせに厚さの説明は記載なし直径40mm・長さ190mm。2026年10月16日発売、Amazon公式ストア限定
サガミサガミ009(ナチュラル/ドット)天然ゴムラテックス製の区分に掲載0.09(当社測定)ラテックス製は区分なしで、直径約34mmが主流と説明
ジェクスiX 0.02ポリウレタン(ゴムアレルギーの人にも安心と記載)名称に0.02。厚さの説明は記載なし製品ページは記載なし。FAQではポリウレタン製は直径35mm(ラージ36mm)、長さ190mm
ジェクスうすうすラテックス記載なし製品ページは記載なし。FAQではラテックス製は直径32mm(ラージ・L35mm)
不二ラテックスSKYN(Premium/Large/ExtraLub/Premium+/INTENSE FEEL)IR(イソプレンラバー)記載なしLargeは「従来品より大きいLサイズ」とあるが、数値は記載なし

出典は、各社の公式製品ページとFAQ(末尾に一覧)。サガミのXLは2026年10月のお知らせで、本記事の確認時点では発売直後だ。製品は入れ替わるから、買う前に必ず公式ページを見てくれ。

直径は、小さい順に並べると差が見える

サイズで悩む男は多い。公表されている直径だけを、小さい順に並べ直した。ここは数字が出ている分、比べやすい。

直径製品・区分素材出典
31mmオカモト スマートボーイ記載なしオカモト製品ページ
32mmジェクス ラテックス製(一般)ラテックスジェクスFAQ
約34mmサガミ ラテックス製(主流)ラテックスサガミQ&A
35mmジェクス ラテックス製ラージ/ポリウレタン製(一般)ラテックス/ポリウレタンジェクスFAQ
36mmジェクス ポリウレタン製ラージ/サガミ ポリウレタン製レギュラーポリウレタンジェクスFAQ、サガミお知らせ
約38mmサガミオリジナル0.01・0.02のLサイズポリウレタンサガミQ&A
40mmサガミオリジナル0.02 XLポリウレタンサガミお知らせ
最大径46mmオカモト メガビッグボーイ記載なしオカモト製品ページ

気をつけるのは3点だ。第一に、同じ素材でも、ラテックス製は32〜34mm、ポリウレタン製は35〜36mmと、ジェクスやサガミの公表値でも設計が違う。素材が違えば、同じ「普通サイズ」の寸法が変わる。第二に、メガビッグボーイの数字は「最大径」だ。ほかのメーカーの「直径」と同じ測り方とは限らない。第三に、サガミは公式Q&Aで「Sサイズを標ぼうした製品は販売しておりません」と答えている。細身が要るなら、直径を公表している製品から探すことになる。

サイズ選びの考え方は、サイズ選びの記事で詳しく書いた。ここでは、数字は目安にとどめる。

「台」「当社測定」「最大径」の読み方

こんな場面を想像してくれ。店頭で、0.02と書かれた2つの箱を見比べる。どっちも同じ薄さに見えるが、本当にそうか。

「0.02mm台」は、0.02以上0.03未満の範囲という意味だ。「当社測定」は、メーカーが自分の方法で測ったという注記で、他社の測定値と同じ条件とは限らない。JISでも、厚さの測定は「受渡当事者間で合意したとき」の項目として扱われている。くわしくは0.0Xmm表記とJISの記事にまとめた。

だから、メーカーをまたいだ厚さの比較は、あくまで目安にしかならねえ。同じメーカーの中で、シリーズを比べるぶんには参考になる。

素材の見方は、先に決めておく

素材は、体質とにおいの好みで先に決めてしまうと、候補が一気に減る。表を見れば分かるように、薄型の主力はポリウレタン製、定番や分厚めのシリーズはラテックス製、SKYNはIRだ。くわしい違いと、アレルギーが心配なときの順番は、素材比較の記事に書いた。

自分に合う候補の絞り込みフロー

  • ラテックスで症状が出たことがある → 医師に相談したうえで、ポリウレタン製かIRの製品を候補にする
  • きつい・ゆるいが不満 → 直径の表で、いまの箱より一段上下の製品を探す
  • ゴムのにおいが気になる → ポリウレタン製を候補にする(サガミは「ゴム特有の臭いがない」と説明)
  • 薄さの好みで選びたい → 「台」と「当社測定」の注記を確認し、同じメーカーのシリーズ内で比べる
  • 迷ったら → 箱の素材表示と管理医療機器の表示、使用期限を先に確認する

購入者の評価つき比較表の見方

ここからは、FANZA通販に掲載されているコンドームの購入者評価だ。評価の平均と件数が付いている商品を、表にまとめた。(データは公開時の実データに置き換わる)

#商品メーカー価格購入者評価
1リッチ業務用コンドーム Mサイズ 144個入りユタカ2579円★4.50(レビュー12件)
2ラブ&スキン144個入りジャパン開発1978円★4.78(レビュー9件)
3オカモトゼロワン 0.01ミリ(3個入り)オカモト、その他866円★4.50(レビュー6件)
4ダンボーコンドーム (12個入り×3パック)オカモト、その他990円★3.25(レビュー8件)
5スゴうす1000 3P(12個入り 3パック)ジェクス1375円★3.60(レビュー5件)
FANZA通販の購入者レビュー(平均・件数)から作成。PR:アフィリエイトリンクを含みます。取得時点の数値です。

見るときの注意が3つある。①評価は「購入者の感想」で、規格や安全性の優劣ではない。②件数が少ない商品は、平均が大きくぶれる。③サイズや素材が違う商品が混ざっているから、単純に並べて比べるな。表の数字より、前の2つの表で自分の条件を絞るほうが先だ。

よくある質問

Q1. 国内で一番薄いのはどのメーカーか。
公式の厚さは「台」と「当社測定」で書かれているから、メーカーをまたいで順位は付けられない。

Q2. 厚さを書いていないメーカーは、隠しているのか。
そうは決めつけられない。今回確認したページに数字がなかった、という事実だけだ。気になるなら、メーカーのお客様窓口に聞くのが確実だ。

Q3. サイズ表記がない製品はどうするのか。
同じメーカーのFAQにサイズの目安が載っていることがある。ジェクスやサガミのFAQが例だ。載っていなければ、お客様窓口に問い合わせるのが確実だ。

Q4. 通販とドラッグストアで中身は違うのか。
同じ製品名なら同じ製品のはずだが、限定品もある。サガミのXLのように、Amazon公式ストア限定の製品もある。購入ルートの違いは通販と店舗の比較記事が参考になる。

まとめ

最初の問いに答える。「どこが一番いいか」は、公式の数字からは言えない。だから、表で自分の条件を絞って選ぶ。

  • 素材は、薄型はポリウレタン製、定番はラテックス製、SKYNはIRと整理できる
  • 厚さの表記は「台」「当社測定」で、メーカー間の比較は目安にとどまる
  • 直径は31mm〜46mm(最大径)まで幅があり、公表値が出ているのは一部
  • 購入者評価は優劣の物差しにならない。条件を絞ってから参考にする

今日やること:①いまの箱の素材と直径を、表の行に当てはめてみる。②不満があれば、一段違うサイズか素材の候補を1つだけ選ぶ。③買う前に、公式ページで最新の仕様を確認する。

あわせて読みたい

グッズ全体はグッズガイド、悩みから探すなら悩みから探すページから入れる。

参考にした公的資料・メーカー公式情報

最終確認日:2026年10月。メーカーの製品仕様は変わることがある。購入前に必ず製品ページとパッケージで最新の表記を確認してくれ。

ここから先は、こっちだ

どこが一番かは公式の数字からは言えねえ。表で自分の条件を絞って、最後は箱と公式ページで確かめろ。

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